新城は落車で149位/ツール・ド・フランス

[ 2009年7月10日 09:19 ]

 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは9日、スペインに舞台を移し、ヘロナ―バルセロナ(181・5キロ)の第6ステージを行い、新城幸也(ブイグテレコム)がゴール前9キロ地点で落車し、首位から6分55秒遅れの4時間28分28秒で149位、別府史之(スキル・シマノ)は4時間31分47秒で173位となった。

 細かな起伏が多く、断続的に雨が降った。新城はゴール前9キロ地点でぬれた路面の白線上で滑り、激しく地面にたたきけられたが、左腕と左太ももに軽い擦り傷を負った程度ですんだ。体調不良の別府は集団後方で苦しいレースに終始した。
 総合成績は北京五輪金メダリストのファビアン・カンセララ(スイス)が19時間29分22秒で首位を守り、新城は13分44秒遅れの152位、別府は17分49秒遅れの166位と大きく順位を落とした。

 ▼新城幸也の話 けがはありません。大丈夫です。

 ▼別府史之の話 集団内での位置取りが悪く、序盤で遅れてしまった。おなかの調子が少し悪く、明日からどんな走りができるか、今の時点では分からない。(共同)

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2009年7月10日のニュース