金丸 有言実行の金にも「余韻に浸るほどではない」

[ 2009年7月10日 09:31 ]

男子400メートル決勝 45秒68で優勝した金丸祐三

200平で金藤が日本新V/ユニバーシアード

 【ユニバーシアード】有言実行だった。陸上の男子400メートルの金丸は「優勝は最低限の目標。余韻に浸るほどではない」と言ってのけた。前半から積極的に飛ばし、最後の直線では断トツのトップだった。2位との差は0秒44も開き、格の違いを見せつけた。
 前日に男女の100メートルで日本勢がメダルを獲得した。刺激を受けたか、と問われて「僕は銀や銅はいらない。金じゃないと意味がないと思っていた」と即答した。
 8月の世界選手権は、自己ベストとなる44秒台と準決勝進出を目指す。「新たな世界への扉を開きたい」と、ベルリンの舞台に思いをはせた。

 ▼金丸祐三の話 国際大会での金メダルはうれしいが、タイムは良くない。余韻に浸るほどではない。(共同)

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2009年7月10日のニュース