大会新で決勝進出も…入江、疲労で不安?

[ 2009年7月10日 09:29 ]

男子200メートル背泳ぎで1分56秒03の大会新をマークし、決勝進出を決めた入江陵介

200平で金藤が日本新V/ユニバーシアード

 【ユニバーシアード】競泳男子200メートル背泳ぎ準決勝で入江のタイムは、自身の日本記録より3秒17も遅かった。指導する道浦コーチは「真っすぐ泳げていなかった」と首をかしげた。
 水着は予選と同じ英スピード社製で臨んだ。「前半攻めて、残り50メートルから軽く、ラスト10メートルで上げる」と決勝の展開を想定して泳いで「いいラップだったと思う」とある程度は手応えを得た。
 ただ「きついです」と本音も出た。慣れない屋外プールで強い日差しや雨にさらされた。道浦コーチは「疲れはある」と影響が出始めたことを認めた。10日の決勝で、本人が今大会の目標に定めた世界新を出せるか。「分からないです」と言う入江の表情に不安ものぞいた。

 ▼入江陵介の話 前半攻めた。それなりにいいタイムだった。(10日の決勝は)午前中にしっかり休んで臨みたい。(共同)

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2009年7月10日のニュース