スイング戻しショット安定 遼くんに笑顔戻る

[ 2009年3月25日 16:04 ]

練習ラウンドで、ティーショット放つ石川遼

遼くん、今田と練習ラウンド「勉強になった」

 米男子ゴルフツアーのアーノルド・パーマー招待(26日開幕)の会場となる米フロリダ州オーランドのベイヒル・クラブで石川遼が24日、今田竜二、ジム・フューリク(米国)らと練習ラウンドに臨んだ。
 石川は3月に入ってから挑戦しているスイング改造で思うように手応えがつかめず、前日は「どう打っていいかわからない」と話していた。だが、スイングを従来のものにやや戻したことで、ショットは安定感を増した。「毎日違うスイングになってしまっているけど、きょうのようにできればいい」。沈みがちだった表情に、元気が戻ってきた。
 苦悩するひとつの要因となっていた、スイングコーチのマイク小西氏と、父の勝美さんとの間で生じていた理論の食い違いも解消された様子。今田やフューリクのスイングにも刺激を受けた。「クルッときれいに腰で回転する動きは、いまの自分にはない」と、理想のスイングへのヒントを得られたようだ。
 試行錯誤は続くが、石川は「やろうとしていることが、何となく見えてきた。もう少し明確になるように練習したい」と笑顔で話した。(共同)

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2009年3月25日のニュース