１６年五輪、追加２競技の選定は８月

　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が２０１６年夏季五輪で追加採用する２競技を８月に選定する方針であることが２４日、分かった。復帰を目指す野球とソフトボールを含む候補７競技を８月１３日の理事会で絞り込み、１０月の総会で決定する。

　ＩＯＣは６月１５日にローザンヌで開く理事会で、ゴルフ、７人制ラグビー、空手、スカッシュ、ローラースケートを加えた７競技のプレゼンテーションを受ける。当初はこの際に採用競技を絞り込む計画だったが、約２カ月後にベルリンで開く理事会に先送りした。
　野球とソフトボールは０５年の総会で１２年ロンドン五輪からの除外が決まった。しかし追加競技が決まらなかったため、同五輪は２６競技で実施される。（共同）