五輪へ「自信と安ど感」吉井納得の5位

[ 2009年3月16日 06:00 ]

女子千メートルで5位に入った吉井小百合

 スピードスケート世界距離別選手権第3日は14日、来年のバンクーバー冬季五輪会場の五輪オーバルで行われ、女子千メートルで吉井小百合(24=日本電産サンキョー)が、1分16秒82でこの大会では自己最高の5位に入った。2位だった前週のW杯最終戦に続く表彰台は逃したが、五輪のメダル獲得へ向け、手応えをつかむ内容だった。女子五千メートルの穂積雅子(22=ダイチ)は7分4秒53の6位だった。

 2位だった前週のW杯最終戦に続く表彰台には届かなかったが、吉井は「自信と安ど感を得られた。決して悪い結果ではない」と納得の5位だった。優勝したネスビットとは0秒54差。持ち味の前半600メートルが4位と遅かったが、低速リンクで今季自己2番目のタイム。軟らかい氷は日本人に不利という認識が広がっているが「私はこのリンクでもみんなと一緒に戦えるというのが実感です」と不安を一蹴した。

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2009年3月16日のニュース