“就職場所”なのに…前相撲、例年より人数少なく

[ 2009年3月16日 11:20 ]

 大阪府立体育会館で行われている大相撲春場所2日目の16日朝、将来の関取を目指す新弟子による前相撲が始まった。

 義務教育修了が新弟子検査の受検資格として定着した1973年以降、卒業や就職シーズンが重なる春場所は「就職場所」と呼ばれ、他の場所よりも新弟子が多かった。しかし今場所は73年以降で最少の41人にとどまった。これを2班に分け、この日の登場は20人だった。
 そろって出場した双子の田村兄弟(片男波部屋)は明暗が分かれた。白星だった弟の玉西陵は「勝ててよかった」と話し、敗れた兄の玉東陵は「すごく緊張した」と悔しがった。

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2009年3月16日のニュース