女子ソフト五輪復帰アピール舞台消える?

[ 2009年3月12日 06:00 ]

 ソフトボール日本女子代表が参戦を予定していたオランダ・ハーレム大会(6月23~28日)が、開催できない可能性が出てきた。同大会は16年五輪の正式種目復帰を目指すソフトボール界にとって、欧州のIOC委員らにアピールする最大の目玉とされていた。オランダ側から連絡を受けた日本協会の尾崎正則専務理事は「日本を含めたトップチームの出場を見込んでいたが、参加国が集まらないようだ。今は欧州内のチームで(形を変えて)大会を実施してほしいと要望している。日本側は(五輪復帰の)アピールのため参加する姿勢は変わらない」と話した。

 また、国際連盟のドン・ポーター会長が日本協会に打診していた「日本代表―世界選抜」戦も、ほぼ実現が不可能になっていることも判明。予算計画などの質問状に対し、国際連盟側からの連絡が途絶えたという。五輪種目復帰を目指す「BACK SOFTBALL」キャンペーンに本格的に取り組み始めた日本にとっては、出はなをくじかれた形となった。

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2009年3月12日のニュース