夢のマスターズ…遼くん「舞台に立てるだけで幸せ」

[ 2009年3月12日 11:45 ]

渡米を前に成田空港で記者会見する石川遼

さあマスターズ!遼くん渡米「全力でぶつかる」(ゴルフ)

遼くん課題克服へ アイアンへの意識変化(ゴルフ)

 石川は「World、Here I Come!(来たぞ! 世界)」と書かれたTシャツを手に、朗らかな笑顔で夢の舞台への抱負を語った。
 ―前回の渡米からの2週間は。
 「素振りと練習を中心に、一球一球かなり集中していい練習が積めた。米国でもしっかり集中して試合に挑む中で、次に生きてくるようないい内容を出していきたい」
 ―前回の渡米と比べて。
 「不安はすごく少ない。技術面よりも気持ち的な部分で余裕がある。前回の出場は2日間だけだったけど、それでもこんなに変わったんだな、と。だからこそ、今回は4日間プレーしたい」
 ―どんなゴルフを。
 「分からないこと、足りないことはまだまだたくさんあるけど、その分自分が今までやってきたことをぶつけようという気持ちに集中できる」
 ―いよいよマスターズ。
 「小学生のころから夢見ていた舞台に立てるだけで幸せに感じると思うし、1番ティーに立っただけで、数え切れないほどの感謝をすると思う。しっかり集中して、コースとの戦いの中で、いま持っている技術でぶつかっていきたい」
 ―これからの1カ月間で成し遂げたいものは。
 「この3試合でできるだけ多くのものを学びたいので、出場するからには全試合同じ気持ちで、すべての大会で4日間、12ラウンドすべてで4バーディーを目指していきたい」

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2009年3月12日のニュース