JOC初の試み 冬季強化選手集め合同合宿

[ 2009年3月12日 23:38 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は12日の選手強化本部会で、来年のバンクーバー冬季五輪を見据え、5月と6月に東京都北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)に強化指定選手と監督ら指導者を集めた合同会議を合宿形式で実施すると報告した。

 JOCとして初めての試みで、競技間で連携して強化策の意見も交換し、1998年長野冬季五輪以降減少するメダル数の増加を図ることが狙い。笠谷幸生理事は「他人から学ぶのも大事。チームとしての自覚を持ってほしい」と話した。
 メダルの有望選手を10人近くに特定する重点強化策も打ち出し、フリースタイルスキーの上村愛子(北野建設)ら3人程度の金メダル候補とメダル候補に分けて強化費を配分する方針。

続きを表示

2009年3月12日のニュース