メダル狙える15団体に「ナショナルコーチ」

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は１２日の選手強化本部会で、２０１２年ロンドン五輪へ向けて文部科学省が０９年度に新設する「ナショナルコーチ」を、ＪＯＣの競技団体ランクで柔道など夏季競技の上位１５団体に１人ずつ設置することを明らかにした。

　ナショナルコーチはメダル獲得を狙える競技で強化活動などを統括する責任者で、年間１２００万円程度を上限として賃金を支給する。強化全体を見渡すゼネラルマネジャーのような役割になるという。