岡部「不思議なくらいドキドキしなかった」

[ 2009年3月12日 06:00 ]

 ◆復活岡部に聞く◆

 ――11季ぶりの優勝で最年長記録を更新。
 「調子が良かったので、シングル(1ケタ順位)にはなれると思っていたが…」
 ――4位で2回目を迎えた時の心境は。
 「不思議なくらいドキドキしなかった。集中していたので風(の良しあし)も気にならなかった」
 ――最後に勝った11シーズン前に比べて、スキーの長さが短くなった。
 「あの時よりも技術はかなり上達している。自分は背も小さいし、スキーも短く、助走速度も出ない。ミスをしたら大きな選手に比べて大きく結果に出る。大失敗しないことを心掛けている」
 ――いつから好調を実感していたのか。
 「(1日に閉幕した)世界選手権の序盤は迷いがあった。今は助走姿勢がしっくり組めるようになっている」
 ――来年のバンクーバー冬季五輪に向けて弾みになる。
 「あまり考えない。目の前の試合で自分のベストを尽くせるように頑張るだけ」

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2009年3月12日のニュース