福原、平野ら世界卓球代表21人を発表

[ 2009年1月23日 17:33 ]

 日本卓球協会は23日、世界選手権(4月28―5月5日・横浜アリーナ)代表の男女計21人を発表し、女子は北京五輪代表の福原愛(ANA)平野早矢香(ミキハウス)らに加え、強化本部の推薦で15歳の石川佳純(ミキハウスJSC)がシングルスで初めて代表入りを果たした。

 男子は全日本選手権シングルス3連覇の水谷隼(明大)のほか、14歳6カ月で開幕を迎えることになる丹羽孝希(青森・青森山田中)が男子史上最年少でシングルス代表に入った。
 混合ダブルスに出場する田勢邦史(協和発酵キリン)田勢美貴江(十六銀行)組は代表初の夫婦ペアとなった。

 代表は次の通り。(○はダブルスのみのエントリー)
 ▽男子 水谷隼(明大)韓陽(東京アート)吉田海偉(グランプリ大阪)大矢英俊、松平賢二(ともに青森大)松平健太、○上田仁(ともに青森・青森山田高)丹羽孝希(青森・青森山田中)○岸川聖也(スヴェンソン)○田勢邦史(協和発酵キリン)▽女子 福原愛(ANA)藤沼亜衣(日立化成)田勢美貴江(十六銀行)平野早矢香(ミキハウス)石川佳純(ミキハウスJSC)福岡春菜(中国電力)石垣優香(淑徳大)○樋浦令子(タイコウハウス)○藤井寛子(日本生命)○森薗美咲(青森・青森山田高)○若宮三紗子(立命大)

 ▼ 星野一朗・日本卓球協会強化本部長の話 女子シングルスの福岡、石川、石垣は国際競技力の実績で選んだ。シングルスとダブルスでメダル獲得が目標。平野と福原がやってくれると思う。

 ▼宮崎義仁・日本男子代表監督の話 シングルスで丹羽と(松平)健太は日本の将来のエースとして、ロンドン五輪などを見据えて選出した。必ず一つはメダルを取りたい。ダブルスの岸川、水谷のペアが一番近い。

 ▼福原愛の話 いよいよだなという感じ。地元横浜開催なので多くの方々に見ていただける。本番でいい成績を残せるように、できる限りしっかり準備したい。

 ▼平野早矢香の話 目標としていた代表に入れてよかった。日本開催で応援に来てくれる人がたくさんいると思うので、いい試合をしたい。

 ▼石川佳純の話 2年前の世界選手権より精神的にも成長した。自信を持って臨めるようにしっかり練習していく。日本で開催されるので、思い切りプレーしたい。

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2009年1月23日のニュース