昨年準V イバノビッチ敗れる波乱/全豪

[ 2009年1月23日 12:06 ]

女子シングルス3回戦の試合中に手当てを受ける杉山愛

 テニスの全豪オープン第5日は23日、メルボルン・パークで男女シングルス3回戦などを行い、女子で第26シードの杉山愛(ワコール)が第1シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)に4―6、4―6で敗れ、ベスト16入りを逃した。

 第1セットを落とした杉山は第2セットは積極的なネットプレーで接戦に持ち込んだが、3―3の第7ゲームをブレークされ、競り負けた。
 昨年準優勝で第5シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)はアリサ・クレイバノワ(ロシア)に5―7、7―6、2―6で敗れる波乱。男子は第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)がマラト・サフィン(ロシア)にストレート勝ち。2連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)も4回戦に進出した。
 女子ダブルス2回戦で森田あゆみ(キヤノン)マルチナ・ミュラー(ドイツ)組はセリーナ、ビーナスのウィリアムズ姉妹(米国)ペアに3―6、3―6で敗れた。

 ▼杉山愛の話 手応えは感じたが、4ゲームずつしか取れないということはまだ自分の弱さがあるということ。フォアハンドが甘くなって、仕留められるラリーが長くなってしまった。(共同)

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2009年1月23日のニュース