朝青龍ご機嫌「裸もの男はいいね」

[ 2008年12月3日 06:00 ]

大相撲の冬巡業に参加し、笑顔を見せる横綱朝青龍

 左ひじの故障で九州場所を全休した大相撲の横綱・朝青龍が2日、熊本・宇土市でスタートした冬巡業で本格指導した。朝青龍は復帰初日から関取衆との申し合いを行い7戦全勝。「まだ違和感がある。無理をしなかった」と慎重だったが、力強い踏み込みとのど輪で栃乃洋らを圧倒した。白鵬との取組では痛めた左ひじにサポーターを施して登場、左四つからの寄り切りで勝利。取組前には土俵下の控えで、ファンのサインにも応じる異例?のパフォーマンスも披露。「巡業は凄くいいよ。触れ合いは大事。久しぶりに(力士の)裸も見たし、男はいいね」と上機嫌だった。

 ところが、横綱審議委員会が「初場所(来年1月11日初日、両国国技館)も休場したら、引退勧告もある」との見解を示したことを伝えられた瞬間、態度をひょう変。「いいんじゃないか」と気色ばむひと幕もあった。周囲の厳しい視線の下、復活への闘いが始まった。

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2008年12月3日のニュース