高体連つくる!「初の罰則指導規定」

[ 2008年12月3日 21:32 ]

 全国高等学校体育連盟(全国高体連)が、不祥事など問題が起こった場合の罰則を盛り込んだ指導規定を初めて設ける方針を固めたことが3日、分かった。2004年全国高校総合体育大会のバスケットボール男子で優勝した福岡・福岡一高で活躍したセネガル人留学生の年齢詐称疑惑が問題となっており、5日の理事会で決める。

 文部科学省から規定がないことを指導されたこともあり、諸問題を取り扱うための条文設置に踏み切った。梅村和伸専務理事は「これまではシステムとしてなかった。全国を統括する組織として必要が出てきた」と説明し、福岡一高問題には「成績抹消も一つの選択肢」と指摘した。

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2008年12月3日のニュース