杉森2年ぶりVも厳しい自己評価

[ 2008年10月25日 06:00 ]

 全日本スピードスケート距離別選手権の男子千五百メートルで、第一人者の杉森が2年ぶり2度目の優勝を飾った。故障もあった昨年のこの大会は15位に沈んでW杯前半戦の代表を逃しただけに「一発目でつまずくのは避けたいと思ってやった」と安ど感を漂わせた。「世界で通用する選手になりたい」と、7月から約3カ月にわたって米国ナショナルチームに交じって練習。直線もコーナーも技術を徹底的に見直した。だが、この日は目標の1分50秒を切れず、成果は出なかった。「軟らかい氷に対応できなかった。失敗レース」と厳しく自己評価した。

続きを表示

2008年10月25日のニュース