波乱…五輪代表の林が予選落ち/全日本選手権

[ 2008年10月25日 18:41 ]

 アーチェリーの全日本選手権第1日は25日、静岡県掛川市のつま恋多目的広場で予選を行い、女子で北京五輪代表の林勇気(堀場製作所)が18位に終わり、上位16人で争う決勝トーナメント進出を逃す波乱があった。

 早川浪(日体大)は5位、北畠紗代子(ミキハウス)は14位で通過。1348点の最高得点をマークした厳恵漣(日体大)は韓国籍のため決勝トーナメントには出場しない。
 男子は北京五輪代表の古川高晴(近大職)が1333点でトップ通過。山本博(日体大女短大教)が3位、守屋龍一(ミキハウス)は4位。男子の決勝トーナメントは32人で行われる。

 ≪「めちゃくちゃ悪い」早川も浮かない顔≫北京五輪代表の早川は1308点の5位で予選を通過したが、「めちゃくちゃ悪い」と浮かない表情。「1350点は出したかったけれど、自分のペースで撃てなかった」と反省しきりだった。
 2006年に韓国から日本に国籍を変更し、今回が3度目の日本選手権となる。「今まで(日本選手権では)結果が出ていないから勝ちたい」と初優勝に意欲を示した。

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2008年10月25日のニュース