チャンスも冷静 橋本が首位浮上

[ 2008年9月28日 06:00 ]

 男子シニアツアーの日本プロシニア選手権第3日は27日、茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブ(7013ヤード、パー72)で行われ、今季ツアー初出場の橋本日都=にちと=(54)が2イーグルを奪い、この日のベストスコアタイとなる68で通算5アンダーの首位に浮上した。渡辺司(51)が同じく5アンダーで首位に並び、高橋勝成(58)と矢部昭(62)が1打差の2位。混戦の優勝争いとなってきた。

 7位スタートの橋本は前半の2イーグルで一気に首位に躍り出た。6番パー5では残り30ヤードの寄せをチップイン、9番パー5ではグリーン奥カラーから6メートルをパターでねじ込んだ。ツアー出場権を懸けた昨年の予選会は94位。出場人数が多い今大会で、今季初めて出場枠が巡ってきた。「最近はレッスンとかでアマチュアの人としかゴルフをしていなかったのに…。最終日もきょうぐらいのスコアが出てくれればいい」と千載一遇のチャンスにも気負いはなかった。

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2008年9月28日のニュース