2週連続予選落ちの遼くん課題は「初日」

[ 2008年9月28日 06:00 ]

 男子ゴルフツアーのパナソニック・オープン第3日は27日、大阪府茨木市の茨木カンツリー倶楽部西コース(7040ヤード、パー70)で行われ、前日に消化できなかった第2ラウンドの残りが行われ、ホストプロの石川遼(17=パナソニック)はスコアを伸ばせないまま通算6オーバーの110位に終わり、2週連続の予選落ちとなった。続けて行われた第3ラウンドでは谷原秀人(29=フリー)が64をマークし、通算12アンダーで矢野東(31=フリー)とともに首位に並んだ。

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 予選通過が絶望的な暫定114位からのスタート。残り6ホールにわずかな望みを懸けた石川だったが、バーディーを奪えずに17番パー3でボギーが先行。最終18番パー5をバーディーで締めくくるのがやっとだった。
 「相当厳しい状況からのスタートでモチベーションが最高点に達しなかった。初日からの2日間をそういうスコアで回った自分が悪い」と猛省した。これで先週のANAオープンに続いて2週連続の予選落ち。初日の出遅れが大きく響いただけに「初日の気持ちの持ち方」を今後の課題に挙げた。次週のコカ・コーラ東海クラシック(10月2日開幕、愛知・三好CC)も契約スポンサーが主催する大会。「調子は悪くないだけにチャンスはある。初日を大事にしたい」と今度こそホストプロとしての務めを果たすつもりだ。

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2008年9月28日のニュース