元関脇・玉春日が引退届 年寄「楯山」襲名

[ 2008年9月28日 15:27 ]

引退届を出した玉春日

 大相撲の元関脇で西十両2枚目の玉春日(36)=本名松本良二、愛媛県出身、片男波部屋=が秋場所千秋楽の28日、体力の限界を理由に日本相撲協会へ引退届を提出、同日の持ち回り理事会で年寄「楯山」の襲名が承認された。今後は片男波部屋付きの親方として後進の指導に当たる。

 両国国技館で記者会見した玉春日は、大学時代に同い年の武双山(現藤島親方)や土佐ノ海の陰に隠れがちだったことを挙げ「二人と同じ土俵で取れたことが一番の思い出です。ここまで長く相撲を取らせてもらって、本当に幸せでした」と感謝を口にした。
 中大出身の玉春日は首の持病が悪化。十両に落ちた今場所も13日目に負け越しが決まり、14日目が14年に及んだ現役生活最後の相撲となった。

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2008年9月28日のニュース