「エア・ケイ」時差ボケとも戦わねば

[ 2008年9月28日 06:00 ]

AIGオープン抽選会の会見後、自身の組み合わせを前に笑顔でポーズをとる錦織圭

 テニスのAIGジャパン・オープン(29日~10月5日、有明)の組み合わせ抽選会が27日に行われ、男子シングルスに出場する世界ランキング85位の錦織圭(18=ソニー)は1回戦で同102位のロバート・ケンドリック(28=米国)と対戦することになった。ランキングでは格下だが「ビッグサーバーなので、このコートには合っている。これから対策を考えたい」と警戒心を強めた。

 球足の速いハードコートでは1メートル90の長身から繰り出すケンドリックのサーブは脅威。有明のコートは「ためて打つことができない。自分にとっては大変なコート」とプロデビュー戦の昨年に1回戦負けを喫するなど得意ではないだけに、厳しい戦いを覚悟している。
 帰国して3日がたつが、会見中はあくびを連発。「夜、眠れない」と時差ボケも難敵となりそうだ。初戦を突破すれば、2回戦で世界62位のガルシアロペス(スペイン)、3回戦で同12位のガスケ(フランス)と対戦することが濃厚だが「優勝は狙っていくけど、まずは1回戦に勝ちたい」と気を引き締めた。

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2008年9月28日のニュース