井村五輪中国コーチ「今後は未定」

[ 2008年9月28日 20:27 ]

 北京五輪でシンクロナイズドスイミングの中国代表ヘッドコーチを務め、チームで中国を五輪初の銅メダルに導いた井村雅代コーチは28日、東京都内で開かれた「女性スポーツサミット」で講演して「コーチ冥利に尽きる1年8カ月でした。7回目の五輪は素晴らしい五輪だった」と中国での経験を振り返った。

 中国からの留任要請を断り、現在は自らのクラブの運営に携わる。今後について「外国からのオファーもあるが、今はあまり何も考えていない」と、未定を強調した。
 北京に向けての指導は「中国のトップの人から全面的にサポートする、と言われ、好きな強化を全部させていただいた」と話し、四川大地震の際には家族が被災した選手に「あなたたちは(好成績を挙げて)明るい話題を四川に届けなさい」と励ましたことを明らかにした。

続きを表示

2008年9月28日のニュース