かつての短距離女王 小島初佳が引退

[ 2008年9月28日 19:27 ]

100メートル予選2組で12秒86の7着で落選、現役を引退した小島初佳

 【実業団陸上】女子百メートル、二百メートルの元日本記録保持者、小島初佳(ピップフジモト)が百メートル予選2組で12秒86の7着で落選し、現役を引退した。ひざの痛みで練習が不足していたが「走り切れただけでよかった」と納得の表情だった。

 2006年秋に「休養宣言」したが、今年になって復帰。日本選手権に出場できなかった時点で競技生活から退くことを決めた。過去に世界選手権出場も果たし、北京五輪で福島千里(北海道ハイテクAC)が56年ぶりに百メートルに出場する下地をつくった。「そう思ってもらえたらうれしい」と笑った。

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2008年9月28日のニュース