朝青龍 TV出演ドタキャンも元気に稽古

[ 2008年9月2日 20:09 ]

 休場明けとなる大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)で再起を目指す横綱朝青龍が2日、東京都墨田区の高砂部屋でけいこを再開した。

 幕下以下の力士を相手に13番。「サポーターをすると痛々しいからな」と不安のある左ひじには何も着けなかった。前日にモンゴルから再来日したばかりだが「場所までにちゃんと力が入る状態にしたい」と意欲的に話し、けいこ後は外でキャッチボールを披露した。

 この日は午後に民放のワイドショーに生出演する予定だったが、師匠の高砂親方(元大関朝潮)から前夜に「今はけいこに集中する時期だ」と言われ、出演を急きょキャンセル。「いろんなことを言われているから、襟を正さないといけない」と話す師匠に対し、「おやじが駄目と言うなら仕方ないな」と、いつになく素直に従った。

 夕方は東京都内で行われた自らの写真集の発売記念イベントに参加した。ポニーテール姿の写真に物言いをつけた漫画家のやくみつる氏の発言が宣伝になったと感じているのか、満面の笑みで「やくさんに感謝してるよ」。朝青龍らしさ全開で、始動の1日を締めくくった。

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2008年9月2日のニュース