日本スケート連盟 東京都にリンク建設要望へ

[ 2008年9月2日 20:55 ]

 全国各地でスケート場が閉鎖のピンチを迎えている状況を受けて、日本スケート連盟は2日、東京都内で理事会を開き、東京都に国際大会を開催できる公営スケート場の建設を訴える要望書を提出することを決めた。

 昨年3月のフィギュア世界選手権は東京体育館の特設リンクで行われた。集客を期待できる東京都内に適当な常設リンクはなく、選手の練習環境も整備されていないのが現状。スケート人気の高まりと相反する状況に、同連盟の常山正雄専務理事は「地方も暗い話ばかりで困っている」と話す。今後、日本アイスホッケー連盟などと連携を図って、まずは東京都に通年型スケート場の新設を働き掛ける方針だ。

 この日は岡山県倉敷市の伊東香織市長が日本スケート連盟の橋本聖子会長を訪ね、かつてフィギュアの高橋大輔選手(関大大学院)らが拠点とし、今春閉鎖された「ウェルサンピア倉敷」の再開に向けた支援を求めた。

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2008年9月2日のニュース