井村氏 中国ヘッドコーチ留任要請断る

[ 2008年9月2日 06:00 ]

 北京五輪でシンクロナイズドスイミング中国代表を率いてチームを銅メダルに導いた井村雅代ヘッドコーチは1日、「引き続きと言われたが、五輪までということだったので」と話し、留任要請を断ったことを明らかにした。

 中国国家体育総局水泳管理センターは、井村氏を高く評価し、幹部が留任を求めていた。しかし、井村氏は「たくさんそういう声を頂いた。具体的なことはまだ考えていないが、今後は指導ではなく交流という形で続けたい」と述べた。

 井村氏は2007年1月から指導を始めた。ライバル国を率いることに批判も出たが「自分は間違ったことはしていない。いつか、日本と中国が表彰台で並べればいい」と話した。(共同)

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2008年9月2日のニュース