横綱白鵬がユネスコから称号授与

ユネスコの松浦晃一郎事務局長（左）から「ユネスコ・スポーツ・チャンピオン」の称号を授与された横綱白鵬

　大相撲の横綱白鵬が２日、東京都墨田区の宮城野部屋で、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の松浦晃一郎事務局長から「ユネスコ・スポーツ・チャンピオン」の称号を授与された。

　ユネスコによるとこの称号は、それぞれの分野で１人（１組）にしか与えられない。白鵬関は７月の名古屋場所で全勝優勝したほか、２年前にユネスコによる子どもの文化イベントに出席した実績が認められた。
　白鵬関は「光栄です。今後もユネスコに協力し、相撲でも精進していきたい」と喜びを語った。
　これまでサッカーのペレ（ブラジル）や自動車Ｆ１のミヒャエル・シューマッハー（ドイツ）らに贈られているが、アジアからは初めてとなる。