プロアマ合体!吉田「血の吐くような練習を」

[ 2008年7月5日 06:00 ]

レスリング男子五輪代表の松本慎吾を持ち上げるプロ格闘家の吉田秀彦

 プロとアマの“ガチンコ練習”が実現した!レスリングの北京五輪男子代表6人が4日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで合宿を公開。92年バルセロナ五輪柔道男子78キロ級金メダリストの吉田秀彦(38)らプロ格闘家5人との合同練習を行った。

 グレコローマン男子84キロ級の松本慎吾(30=一宮運輸)は吉田と2人でスパーリング。「何を目指してきつい練習をしているのか考えてほしい」という金メダリストの本気モードに「真剣さが伝わってきた」と伝家の宝刀“俵返し”を容赦なく披露した。
 富山英明強化委員長も「(プロとして)一線級で活躍している選手から活力をもらえた」と満足げ。「血の吐くような練習を」と吉田からエールを送られた松本は「本番でも得意の俵返しを成功させたい」と最高の刺激になった様子だった。

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2008年7月5日のニュース