母国暴動が悪化…朝青龍Wショック

[ 2008年7月5日 06:00 ]

 大相撲の横綱・朝青龍がダブルショックに見舞われた。母国モンゴルでの総選挙をめぐる暴動で、与党本部が放火された際に隣接する劇団施設までもが炎上したことが4日、判明。保管されていた民族衣装や由緒ある馬頭琴が多数消失したという。ナーダム(国民祭)にも影響が出るだけに「ショックだよ。(修理費などを)寄付したいね」と心配そうな顔を浮かべた。

 名古屋場所(13日初日、愛知県体育館)に向けて出稽古を開始した朝青龍は春日野部屋で幕内・栃乃洋らを相手に16番取って15勝1敗。だが栃乃洋の下手投げには崩れ落ちるように横転し不安も露呈した。右足首の違和感は想像以上に深刻とあり「まだダメだな。重いよ」と落胆していた。

続きを表示

2008年7月5日のニュース