ゴルフに集中!古閑 4打差の8位

[ 2008年7月5日 06:00 ]

3アンダーの8位タイにつけた古閑

 女子ゴルフツアーのベルーナ・レディースカップ第1日は4日、群馬県甘楽町の小幡郷ゴルフ倶楽部(6379ヤード、パー72)で行われ、恋愛話を封印し、ゴルフに集中している古閑美保(25=キリンビバレッジ)が、4バーディー、1ボギーの3アンダー、69で首位に4打差の8位と好位置につけた。前週優勝した有村智恵(20=日本ヒューレット・パッカード)も同じく8位。地元・群馬出身の茂木宏美(31=赤城CC)が9バーディー、2ボギーの7アンダー、65で回り、単独トップに立った。

【第1R成績 Go!アスリート古閑美保】

 15番パー5、古閑は第2打をピンまで2メートルにつけながら、イーグルパットを外してバーディー。「ショットがいいからパットの悪さが余計に目立つ。2メートルくらいが入らない」というこの日を象徴するような場面だったが、それでも、集中力を切らさずに3アンダーにまとめた。

 粘りの裏には気持ちの変化があった。2週間前のニチレイPGMレディースを欠場した際に熊本の師匠・清元登子プロ(69)を訪ねた。6月はテレビのトーク番組で、噂の千葉ロッテ・西岡内野手の名前こそ伏せたものの「子供が欲しい」「すぐにでも結婚したい」などの過激発言が騒動となった。この時ばかりは古閑もさすがに動揺したが「浮ついていたあなたが悪い」と師匠から一喝され、目が覚めた。

 この日のプレーを見守った清元プロは「自分で舞い上がって自滅したけど、今は整理がついた」と仕事に恋愛話を持ち込まず、ゴルフに集中できていることを明かした。ラウンド後の古閑は代名詞のぶっちゃけトークは一切なく、落ち着いた表情でメディア対応。課題のパットについて「最後の感覚は自分で取り戻すしかない」と話すと、練習場に直行し、上位進出への気迫を見せた。

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2008年7月5日のニュース