グレコ五輪代表出発 欧州勢の力強さ研究

[ 2008年6月8日 12:57 ]

 北京五輪に出場するレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の笹本睦(綜合警備保障)、84キロ級の松本慎吾(一宮運輸)、96キロ級の加藤賢三(自衛隊)の3選手が8日、合宿のため成田空港から渡欧した。欧州勢の力強い攻めを研究することが大きな目的で、笹本は「自分より強い相手とやりたい。グラウンドでどれだけ守れるか」とテーマを掲げた。

 標高2000メートルを超えるブルガリアの高原で同国代表やトルコ代表などとともに練習する。日本では敵なしの松本も「国内では試せない部分を試す」と際どい攻防を想定した。3人は先に渡欧しているフリースタイル男子代表と合流、ドイツで国際試合に出場して24日に帰国する。

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2008年6月8日のニュース