日大勢3年ぶり 高山が初V/東日本学生

[ 2008年6月8日 21:09 ]

 相撲の東日本学生選手権は8日、東京・両国国技館で行われ、個人戦は高山和典(日大4年)が初優勝した。日大勢の優勝は3年ぶり。高山は決勝で荒木関賢悟(東洋大4年)を豪快な右上手投げで下した。

 団体戦は日大が決勝で東洋大を4―1で退け、8年連続35度目の優勝。2年連続で決勝進出の東洋大だったが、初優勝は成らなかった。

 ≪豪栄道と同期生≫初の個人タイトルを獲得した高山は「初めての優勝なので、うれしい」と笑顔で話した。
 名古屋市南区の出身。「相撲留学」した埼玉・埼玉栄高では、大相撲の幕内で活躍する豪栄道と同期生だった。高校卒業後に角界に入ったライバルに対し、こちらは日大で最終学年を迎え、早くも今後の進路が注目される。1メートル87、147キロの逸材は「インカレで優勝することが目標なので、将来のことはそれから考えたい」と慎重だった。

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2008年6月8日のニュース