佐伯 自己ベスト66で単独首位浮上

[ 2008年6月8日 06:00 ]

<リゾートトラストレディス・2日目>18番H、優勝商品・プリウスをバックに、バーディーパットを決める佐伯三貴

 女子ゴルフツアーのリゾートトラスト・レディース第2日は7日、滋賀県甲賀市信楽町のザ・カントリークラブ(6619ヤード、パー72)で行われ、佐伯三貴(23=日立アプライアンス)が6バーディー、ボギーなしで自己ベストとなる66をマーク。通算10アンダーで単独トップに躍り出て、昨年4月のフジサンケイ・レディース以来となるツアー2勝目へ王手をかけた。1打差の2位には全美貞(ジョン・ミジョン=25、韓国)が続き、横峯さくら(22=エプソン)は通算6アンダーの4位、古閑美保(25=キリンビバレッジ)は通算2アンダーの16位となった。

【第2R成績


 佐伯が冷静にバーディーで締めた。18番パー5で同組の横峯が第2打を池に落としたのを確認すると「少し大きなクラブで思い切り振った」とU5からU4にクラブを変更し、池越えだけに頭を切り替えた。ボールはピン奥20メートルまで達したが、きっちり2パットでこの日6個目のバーディーを奪い、首位に立った。マネジメント契約を結ぶ事務所の社長で歌手の松山千春からは「そろそろいい報告をしろよ」とハッパをかけらたという。ツアー2勝目へ「意識はするだろうけど、一打一打集中する」とはやる気持ちを抑えることに努めていた。

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2008年6月8日のニュース