杉山19歳に防戦一方…日本勢消えた

[ 2008年5月30日 06:00 ]

 テニスの全仏オープン第5日は29日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス2回戦で第31シードの杉山愛(32)がオリガ・ゴボルツォワ(19)に0―6、5―7で敗れ、2年連続の3回戦進出はならなかった。第3シードのエレナ・ヤンコビッチ(23)はストレート勝ちで3回戦進出。28日に行われた第4日の女子シングルス1回戦に登場した森上亜希子(28)は、左ひざの負傷の影響でペトラ・クビトバ(18)に敗れた。(パリ・山口奈緒美通信員)

 杉山は「相手に好きなようにやられた」第1セットを1ゲームも取れないまま23分で落とすと、第2セットも5―7で取られ「もう少し粘りのあるプレーができればよかった」と唇をかんだ。1回戦に続き、雨の中での試合。1回戦は雨による中断中にフォームを修正したが、この日は敗戦が決まった直後に他のコートが中断。雨の救いまで耐えられなかった。

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2008年5月30日のニュース