遼くん6オーバー 4戦連続予選落ち

[ 2008年5月30日 18:03 ]

第2日、6番でパットを外し悔しがる、予選落ちした石川遼

 三菱ダイヤモンド・カップ第2日(30日・兵庫県東広野GC=7102ヤード、パー71)石川遼は73とスコアを落とし、通算6オーバー、148の95位で4戦連続の予選落ちとなった。石川は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーだった。72で回った星野英正が通算5アンダー、137で単独首位を守った。1打差の2位に谷原秀人とポール・シーハン(オーストラリア)が続いた。通算3オーバー、145までの72選手が決勝ラウンドに進み、米ツアーから一時帰国している丸山茂樹や昨年覇者の平塚哲二は予選落ちした。

 ハーフを終えて4つスコアを落とし、通算8オーバー。予選通過が絶望視されて臨んだ後半は3バーディー、1ボギーの34。「挑戦者という気持ちを前半は心の底から持っていなかった」。石川が悔しそうに語った。

 ダブルボギーとなった6番はティーショットがOBとなった。難コースだけに、前半はフェアウエーに置きにいこうとして、かえってショットの精度が悪くなった。「ドライバーにもっと自信を持とう」と自らに言い聞かせ、開き直った後半は逆にショットが安定して好スコアにつながった。

 6月19日に開幕するミズノ・オープンまでツアーは空く。「真剣にゴルフと向き合う。できるだけ多くの球を打ちたい。一日も無駄にしない」と固く心に誓った。

 16歳。今は結果より地力をつけることを優先している。父の勝美さんは「きょうは意味のある一日だった。スイングをつくっている段階だけど、予想より1カ月早い」と順調に成長しているとみている。

続きを表示

2008年5月30日のニュース