間垣親方の処分は「3カ月減棒30%」に

[ 2008年5月30日 06:00 ]

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で理事会を開き、弟子を竹刀で殴打してケガを負わせた間垣親方(元横綱・2代目若乃花)と、弟弟子をおたまで叩いて負傷させた十両・豊桜に3カ月の減俸30%の処分を下すことを決めた。月給は理事が約145万円、十両が約103万円。豊桜の師匠、陸奥親方(元大関・霧島)は、けん責処分。理事会のメンバーである間垣親方は会議の出席を許され、冒頭で謝罪。しかし、現役理事でありながら「どこの部屋でも行われている」などの発言は協会に多大な迷惑をかけたと指摘され、降格を求める強硬な意見も出たという。処分を下された間垣親方は無言で帰宅し、陸奥親方は「重く受け止めている」と頭を下げた。

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2008年5月30日のニュース