北の湖理事長「有罪が確定してから」

[ 2008年3月6日 17:42 ]

 力士急死事件で起訴された兄弟子3人の処分を発表した日本相撲協会の北の湖理事長は、厳しい表情で質問に答えた。

 ――有罪が決まれば3人を解雇すると決めた。
 「起訴されたということと、人が亡くなったことの重大さを認識している。重いことだと考えている」
 ――裁判を待たず解雇という選択はなかったか。
 「有罪が確定してからの解雇が当然だと思う。有罪と決まってから厳しい対応をしようと考えている」
 ――(起訴された)29日のうちに理事会を開かなかった。
 「その日は急きょ書類送検された2人もいたので慎重に考えたいと思った」
 ――今後の協会運営については。
 「今回の1件で稽古の在り方をいろいろ考えていきたい。力士を育てる親方はそれを十分に認識してやっていってほしい」

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2008年3月6日のニュース