日本人初プロの村田が現役引退

[ 2008年1月25日 06:00 ]

 日本人初のプロラグビー選手で元日本代表のSH村田亙(40=ヤマハ発動機)が24日、今季限りでの現役引退を発表した。「まだまだプレーできる自信はあるが、若手も育ってきている。40歳という区切りも迎え、新たな夢を考えていきたい」。昨年末には決意を固めていたそうで、きょう25日の40歳の誕生日を前に正式発表した。既に7人制日本代表コーチも務めており、引退後は指導者の道を歩むとみられる。

 東福岡―専大を経て90年に東芝府中(現東芝)入り。97~99年に東芝府中の日本選手権3連覇に貢献し、99年にフランスのアビロン・バイヨンヌと契約して日本人プロ第1号となった。01年にトップリーグのヤマハ発動機に加入。日本代表ではW杯に91、95、99年と3大会連続で出場するなど41キャップを獲得した。2月2日にヤマハスタジアムで行われる東芝との今季リーグ最終戦後に引退セレモニーを行う。

続きを表示

2008年1月25日のニュース