引退の栃栄と栃乃花が会見

[ 2008年1月25日 15:45 ]

 大相撲初場所12日目の24日に現役を引退した元小結栃乃花と元幕内栃栄が25日、両国国技館でそろって記者会見し、二十山を襲名した元栃乃花は「やることはやったと思うので悔いはない。新入幕で大関に勝ったのが一番の思い出です」と、千代大海と貴ノ浪を破り、敢闘賞と技能賞を受賞した2000年夏場所を振り返り、感慨に浸った。

 竹縄を襲名した元栃栄は、蓄膿症の手術後に麻酔の後遺症で右半身が動かなかった経験を持つ。「もう駄目かと思ったけど、みなさんの応援のおかげで頑張ることができました」と感謝した。幕内の豪栄道、豊真将ら、埼玉・埼玉栄高の後輩力士の活躍に「学校の名前が出るのはうれしい。どんどん頑張ってほしい」とエールを送った。

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2008年1月25日のニュース