関東学院大の元部員2人に有罪

[ 2008年1月25日 10:52 ]

 関東学院大ラグビー部員が自宅で大麻草を栽培した事件で、大麻取締法違反(栽培)の罪に問われた元部員の梅埜桂嗣(21)、中村大樹(21)両被告=ともに退学処分=に対し、横浜地裁(多和田隆史裁判官)は25日、それぞれ懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 起訴状などによると、二被告は昨年9月中旬から11月8日までの間、ラグビー部が借り上げていた横浜市金沢区のマンションの押し入れで大麻草16本を栽培した。2人は起訴事実を認めていた。
 事件では、全国大学選手権でラグビー部を六度優勝に導いた春口広前監督が引責辞任。二被告が昨年春から夏にかけて栽培、収穫した大麻を、レギュラー選手1人を含む2―4年生の部員計12人がマンションや合宿先の長野県のホテルで吸引したことが分かり、神奈川県警は12人を大麻取締法違反(共同所持)容疑で書類送検。横浜地検は昨年12月、不起訴処分とした。

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2008年1月25日のニュース