フェデラー 20歳にストレート負け

[ 2008年1月25日 16:36 ]

準決勝で新鋭のジョコビッチに敗れた第1シードのフェデラー

 テニスの全豪オープン第12日は25日、メルボルンのメルボルン・パークで男子シングルス準決勝などを行い、3連覇を狙った第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に5―7、3―6、6―7で敗れる波乱があった。

 フェデラーが4大大会で決勝に進めなかったのは2005年全仏オープン以来11大会ぶりで、全豪での連勝は19で止まった。4大大会でストレート負けするのは2004年の全仏3回戦以来15大会ぶり。
 強いサーブを主体に積極的に攻め、ストレート勝ちした20歳のジョコビッチは初の決勝進出で、4大大会初制覇を懸けて27日にジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦する。
 女子ダブルス決勝はアリョーナ・ボンダレンコ、カテリナ・ボンダレンコ(ウクライナ)の姉妹ペアが初優勝した。

 ▼ロジャー・フェデラーの話 厳しい試合だった。いつものジョコビッチとの試合のように、流れに行き来があったが、大事な場面で彼が上回った。残念だが、相手がいいプレーをしたし、肝心な場面のサーブがよかった。

 ▼ノバク・ジョコビッチの話 世界最高の選手と前向きに戦えた結果が勝利につながった。厳しい場面でサーブが助けてくれた。しっかり準備をして新鮮な気持ちで決勝に向かいたい。(共同)

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2008年1月25日のニュース