小林問題 実業団連合は「司法判断を」

[ 2008年1月25日 22:40 ]

 日本実業団陸上連合は25日、女子千五百メートル日本記録保持者の小林祐梨子(豊田自動織機)の登録問題について東京都内で記者会見し、小林側が希望する日本スポーツ仲裁機構(JSAA)の仲裁解決には応じないことをあらためて発表した。友永義治会長代行兼理事長は「仲裁手続きより、法的解釈の明確化が期待できる司法の判断をいただくことが望ましい」と述べた。

 小林側の代理人は「小林選手は話し合いによる迅速な解決を望んでいる。裁判以外の解決方法を考えられないのは残念。今後は日本陸連と相談した上で解決方法を考える」とコメントした。
 実業団連合は小林の岡山大入学が入社前から決定しており、勤務実態もなく「学生である」と主張。学生でありながら、実業団登録が認められた例はこれまでなかったと強調した。

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2008年1月25日のニュース