負けない白鵬&朝青龍!離れん鶴竜!

[ 2008年1月25日 17:55 ]

時天空を破り2敗を守った鶴竜

 大相撲初場所13日目は25日、両国国技館で行われた。トップの両横綱がともに1敗を守った。朝青龍は苦戦しながら大関琴光喜を右下手投げで退け、白鵬は大関魁皇を寄り切った。朝青龍は琴光喜に28連勝。琴光喜は6敗目、魁皇は5敗目を喫した。

 カド番の大関琴欧洲は豪風の引き落としに屈し、3連敗で7勝6敗。平幕の鶴竜は時天空を寄り切って、ただ1人の2敗を堅持した。関脇安馬と再出場の小結琴奨菊は勝ち越し、関脇安美錦は負け越した。十両は新十両でグルジア出身の栃ノ心が3敗で単独トップ。

 <闘志燃やすモンゴル出身22歳>モンゴル出身の22歳、鶴竜が勝ち星を11にまで伸ばした。時天空の攻めをこらえ、右四つから力強く寄り切り。「速く速く、先に動こうと思った。落ち着いてまわしが取れた」と、日に日に取り口への自信も深まっている様子だ。
 ただ1人の2敗を守り、優勝争いにもしっかり加わっている。東8枚目ながら14日目には琴欧洲に挑戦。まだ大関戦での白星はないが「ここまで来たら思い切ってやるしかないです」と闘志を燃やしていた。

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2008年1月25日のニュース