日本女子 カザフ破り3位守る

[ 2008年1月20日 21:07 ]

3位決定戦のカザフスタン戦で、日本選手を応援する吉田沙保里ら

 レスリング女子の国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)最終日は20日、太原(中国)で行われ、3位決定戦に回った日本はカザフスタンに5―2で勝ち、銅メダルを獲得した。決勝は中国が米国を4―3で破り、2連覇した。

 日本は前日、連勝記録を119で止められた55キロ級の吉田沙保里と48キロ級の伊調千春、63キロ級の伊調馨(いずれも綜合警備保障)の北京五輪代表3選手は出なかった。51キロ級世界チャンピオンの坂本日登美(自衛隊)らが出場し、59キロ級と63キロ級を落とした以外は5階級で勝った。

 <吉田大声援も“心の整理が…>前日、連勝記録がストップした吉田は3位決定戦には出場せず、後輩の試合をマットサイドで応援した。大きな声でアドバイスを送るなど落ち込みは感じられなかったが、試合後は「自分が負けて優勝できずに悔しい。まだ心の整理ができていない」と漏らした。
 それでも今後について「練習するしかない。帰国して、気持ちを立て直して練習を始めたい。後輩も強くなっている。負けないように頑張りたい」と決意を口にした。(共同)

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2008年1月20日のニュース