「泳ぎ崩れた」北島 記録会振るわず

[ 2008年1月20日 19:21 ]

東京都北部ブロック公認記録会で、子供たちの注目を集める北島

 北京五輪で2大会連続2冠を狙う競泳男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が20日、東京スイミングセンターで今年初の実戦となる東京都北部ブロック公認記録会(短水路=25メートルプール)に出場し、百メートルは59秒70、二百メートルは2分9秒02で、いずれも自己の日本記録から大きく遅れた。

 冬場のハードな練習をこなしている上、筋力トレーニングの強度を上げた影響で1週間ほど前から「しっくりしない。泳ぎが崩れた」という。この日は12歳の子供が隣で泳ぐなど、小学生の参加も多く「集中力を高めるのが難しい」状況で、記録には「まだまだ。よくないです」と語った。
 次は2月2、3日の長水路(50メートルプール)で行われる大会に出場する。指導する平井伯昌コーチは「今度はもう少し集中させたい」と話した。

続きを表示

2008年1月20日のニュース