後藤謙次氏 高市首相の早期解散「総理のクーデターに近い」 大義に疑問「政権基盤強化だけ」
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ジャーナリスト後藤謙次氏が16日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、高市早苗首相が早期の解散総選挙に踏み切る見通しであることについて、自民党内のパワーバランスを踏まえて分析した。
高市氏は19日の会見で衆院解散を正式表明し、解散の大義や日程を説明するとみられる。2月8日か15日に投開票との見方が強い。
解散決断について、鈴木俊一幹事長は新聞報道で知ったと述べている。事実であれば、高市氏は側近中の側近である幹事長にも黙ったまま、解散への準備を進めていたことになる。
後藤氏は解散を巡る与党内の動きに着目。「最初に解散について、メディアに対応したのは吉村(洋文・日本維新の会代表)さんだった。鈴木幹事長じゃないというところは、全く相談のないまま、ある種、総理大臣のクーデターに近いような解散だと。つまり、相談してしまったら、つぶされるという部分も高市さんは懸念したんじゃないかと思う」と推測した。
キャスター松原耕二氏から「つぶされる?」と問われると、「幹事長は、麻生副総裁の義理の弟ですから。(麻生氏は賛成して)ないと。という中で、無理矢理やるとつぶされると」と、高市氏の思惑を推察。「解散権をつぶされた総理大臣は、その場で政治生命を失ってしまいますから」とも指摘した。
過去に消費税法案を進めた竹下登元首相、政治改革関連法案に尽力した羽田孜元首相が、解散せずに法案に向き合い、退陣を選んだことと比較。高市氏に対し、「今回、非常に不思議なのか、自分が作った予算を否定するわけですよ。総理大臣として編成した予算が、年度内に成立しないことが見えながらやっている」と指摘した。
その上で「みんなそれぞれ総理大臣は、自分が作った政策に対して責任を持つという点では、今度の高市さんには大義が私にはいまだに一向に見えてこない。高市さんの政権基盤強化だけが目的の解散じゃないか」と痛烈批判した。
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