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スティール製のウサギの彫刻が99億円で落札 存命美術家の作品としては史上最高額

[ 2019年5月16日 16:20 ]

 米国の現代アーチスト、ジェフ・クーンズ氏(64)の彫刻作品が15日、ニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられ、存命している芸術家の作品としては史上最高額となる9100万ドル(約99億円)で落札された。

 AP通信によれば、超高額で落札されたのは1986年にクルーン氏が制作したスチール製の彫刻「ラビット」で、ウサギのバルーンアートをモチーフにした高さ104センチの作品。存命しているアーチストの作品の中での従来の最高落札価格は英国の画家、デビッド・ホックニー氏(81)が1972年に描いた油彩画「肖像画―プールと2人の人物」で、昨年11月に9030万ドル(約98億円)で落札されていた。

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2019年5月16日のニュース