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【メタを提訴】森永卓郎氏も怒り「メタ社は詐欺の片棒を担いでいる」SNS詐欺広告に最も多く名前使われ

[ 2024年4月26日 04:40 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 SNS投資広告詐欺に最も名前を使われているのが森永卓郎氏。24日には森永氏の名前を語る投資広告にアクセスした茨城県内の女性会社役員(70)が、約7億円をだまし取られたと同県警が発表しており「これ以前にも約7億円の総被害額が判明しており、合わせて計約14億円になります」(森永氏)と巨額の被害が出ている。

 森永氏は「メタ社の広告料はそれなりに高いそう。それだけ収入を得ているということで、詐欺の片棒を担いでいるということ。また、政府も法改正をするなど対策が必要ではないか」とメタ社や政府の責任を指摘。「投資でもうかることはない、と私はメディアで言い続けてきている。ダマされないように気をつけてほしい」と注意喚起した。

 詐欺広告の中には、森永氏のがん闘病を利用したような文言のものもある。同じく名前を使用されている森永氏の息子で経済アナリストの森永康平氏も「ひどい話です」と憤る。

 森永氏や康平氏の元には、詐欺被害に遭った人からの問い合わせ、クレームなども相次いでおり「関係ないと説明しても納得せず、脅迫めいたことを言われることもある。私たちからすれば、ただただ迷惑」(康平氏)という状況。「メタ社としても、このままでは規制が厳しくなったり、普通の企業が広告を出しにくくなったりとビジネスにマイナスになるのでは」と一刻も早い対応を求めた。

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