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J2新潟、連勝2でストップ… 藤原奏哉が後半AT執念同点弾もPK戦で涙

[ 2026年5月10日 19:17 ]

明治安田J2・J3百年構想リーグの第16節   新潟1―1(PK2―3)金沢 ( 2026年5月10日    金沢ゴーゴーカレースタジアム )

<金沢・新潟>後半終了間際の決定機を決めきれず、膝を突く新潟・船越監督
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 明治安田J2・J3百年構想リーグの第16節が10日に行われ、J2新潟は敵地で金沢と対戦。1―1から突入したPK戦を2―3で落とし、連勝は2で止まった。1点ビハインドで迎えた後半追加タイムにDF藤原奏哉主将(30)が執念の同点弾を決め、終了間際には勝ち越しの決定機もあったが決めきれなかった。

 16日間で5試合を戦う最終戦は、戦力を総動員してなりふり構わずに勝利を目指した。しかしわずかに届かずPK負け。最後は珍しくパワープレーを選択して同点に追いついた船越優蔵監督は「意地を見せることはできたが(サポーターを)笑顔で帰すことができなかったのは悔いが残る」と唇をかんだ。

 前半は思うように前進できず、ラストプレーでFKから先制を許す嫌な展開。それでも後半から舞行龍、佐藤の両DFを投入し、守備の立ち位置を修正すると流れが変わった。セカンドボールを拾って押し込む時間帯が増え、後半42分にはセンターバックの森昂を前線に配置。パワープレーは試合前から想定していて「少しでも邪魔して“何か起きろ”というイメージだった」という森昂がGKと競ったこぼれ球を藤原奏が右足で決めた。

 豪州代表のゲリアや守護神のバウマン、チーム内得点王のモラエスらに負傷が相次ぎ、この日は今季初先発した藤原優やPK戦で3人を止めた吉満が存在感を示した。一方で、前半は連係不足から戦い方が不安定になるという課題も見えた。来シーズンでのJ1再昇格を狙うためには誰が出ても安定して戦えるチーム力は必要で、船越監督は「もっともっと競争のレベルを高くしていかないといけない」と語る。

 試合終了間際の勝ち越し好機をものにできずに連勝が止まり、試合後にMF笠井は涙を見せた。「いい流れで来ていた分、もったいない。どれだけ継続して良さを出せるかがこれから大事になる」と藤原奏。勝ち続けられるチームを目指して悔しさを力に変える。(西巻 賢介)

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